第30回定期総会の容をご報告させて頂きます。
○会長挨拶
・本日はなすびの里が開所日であるが、このような中で総会を行う事も大切なこと。
・今後、自立の会がどのように進むのか。
・NPO法人化については、熟していないがこれから検討して行きたい。
・30周年事業をどのようにしていくか、当面5月14日(土)に砂長美んさんの映画会と講演を兼ねた学習会を行う。
・7月18日(月)栃木市と一緒にカラオケ大会を開催する。障害者と健常者との交流の場を開くので、ぜひご協力を頂きたい。
○来賓紹介
・栃木市副市長 赤羽根氏
・栃木市福祉総務課課長 藤田氏
・栃木市福祉課課長 吉澤氏
・栃木市社会福祉協議会 大橋氏
・なすびの里理事長 殿塚治氏
・なすびの里施設長 渡部眞江氏
・障がい者の一人暮らしを考える会 理事長 川俣氏
○議長団選出
・事務局推薦により、松本和哉氏を議長に任命
○資格審査委員会
正会員52名 正会員出席者12名、委任状10 合計22名
会則第8条3項により、総会正会員3分の1以上の出席を確認、総会が成立した事を報告
○2015事業報告
・毎月の役員会の実施
・年間を通し、社会参加促進事業に取り組む
・はばたけ年4回発行
・1月16日~17日 妙唱寺大黒天への出店
○2015事業総括
・私たちの目指すもの、33年ほど前にわらしべの家の理事長金坂氏の「地域を耕す」というものを読んだ。
・私たちは福祉追及だけではなく、地域で生きる知恵と力を組織化するが大切としている。
・当時、慶応大学の教授がヨーロッパやアメリカを回ってきた時の書物を呼んだ。入所施設は無くなり、地域で暮らす事が大切と書いてあった。そこから自立の会が発足した。
・共同作業ゆうの家時代、お金を溜める「基盤作り」と地域の「人作り」の両輪で動いてきた。
・地域共生の形をめざしたのが15年前、現在は障害者総合支援法が施行され、障害者権利条約が批准され、差別解消法、虐待防止法と法整備が進んでいる。
・私たちが取り組んできたことを改めて考え直す事が必要。
・総合支援法の中に付帯事項があり、大きな入所施設はなくなり、小さな入所が出来てくるのではないかと思う。
○社会参加促進事業総括
・社会参加促進事業の活動として、合計33回活動し、計380名の方が参加。
・車イスダンスでは栃障協スポーツ交流会でデモンストレーションを行う。まだまだ活動への認知が進んでいないと感じる。
・2月に車イスダンスフェスティバルに参加。
・写真教室でへ栃木市のバスを借り宇都宮動物園に行き写真を撮る。その時の写真の内容は栃木協働祭りにて展示を行う。
・1月にワークショップを開催。
・料理教室は人気で毎回参加者が定員一杯まで参加。また参加したいとの声もある。
・課題として、地域の障害者や職員が地域で交流して、楽しく過ごせるようにしていきたい。
・今回のカラオケ大交流会の中でも栃木市内外の方と交流していきたい。
質疑応答はなく全会一致で可決
総会に引き続き、30周年記念式典を行い、仲間との交流をしました。
一緒にテーブルを囲んで昼食を食べながら、歌を歌ったりして、楽しい時間を過ごせました。